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<裁判員裁判>強盗致傷の被告供述翻す 難しい判断に 東京(毎日新聞)

 強盗致傷罪に問われた住所不定、無職、久保松幸被告(56)に対する裁判員裁判の公判が9日、東京地裁(大善文男裁判長)であり、実行役として有罪が確定した男が「自分は単独犯」と証言、被告から指示を受けたことを認めた捜査段階や自らの公判での供述を否定した。検察側は取り調べの録画映像を上映して「今日の証言は信用できない」と反論。久保被告は一貫して指示を否認しており、男の供述は被告の有罪を立証するほぼ唯一の証拠で、裁判員は難しい判断を迫られそうだ。

 男は住所不定、無職、大越充宏受刑者(49)。別の裁判員裁判で3月に懲役7年の実刑判決を受け、確定した。捜査段階や自らの公判で「同居する久保被告に強盗を指示された」と供述していたが、この日は「調書には全然違うことが書かれていたが、そう言わないと検事が認めなかった。私一人でやった。自分の裁判では調書があるのでそれに合わせるしかなかった」と証言を翻した。判決は14日に言い渡される予定。

 起訴状によると2人は共謀し09年5月、女性からバッグを奪うなど2件の強盗致傷事件を起こしたとされる。【伊藤直孝】

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by pfvxhpmani | 2010-06-12 02:52